8月15日。言わずと知れた第二次世界大戦終戦の日…じゃありません。
 8月15日は、カトリック者なら知らない人はいない特別な記念日、『被昇天のマリアの日』です。クリスマス、イースターに並び、新しく洗礼を受ける人が多い祝日であります。
 被昇天とは、文字通り『昇天した』ということで、噛み砕いて説明すると、『ジーザスと同じように肉体と魂的なものが天国に昇った』という意味で、1950年に当時の教皇に正式に発表されました。
 このようにマリアちゃんに関わる『神秘的体験』は数多く、ルルドの泉なども有名です。

 …ちなみに。







 原罪とは、カトリックの場合『ジコチュー』のこと。無原罪とはそれが生まれながらに無い、つまり、ジーザスの壮大な贖罪(しょくざい)パワーを先取りしていた、というローマン・カトリックのみの教義です。これは1954年に発表されました。


更におまけ↓





 15世紀、マーティンくんがおにーやんと大喧嘩をして家出をした為、ローマンくんの仲間はどんどんマーティンくんに取られて行きました。焦ったローマンくんは、世界中に宣教師を派遣、この内の一人がイエズス会のフランシスコ・ザビエルでした。
 航海技術も今ほど発達しておらず、えっちらこっちらと船を漕ぎ、やっとの思いで遠く島国が見えた時、フランシスコ・ザビエルは感動のあまり、『この島国を聖母マリアに捧げる!』と叫んだそうな。
 それがマリアちゃんに届いたからなのか、偶然にも第二次世界大戦の開戦と終戦の日が、聖母マリアの祝日になりました。