前回までのあらすじ。
色々あってモーセおじいはファラオさまにヘブライ人を助けてあげてと懇願することになりました。

というわけで、アロンおじいはファラオに謁見して、礼拝をさせてほしいと言いました。
分かりやすく言うとサボりとも言う。
「お前たちの神のことなんて、余は知らぬ。お主たちは奴隷なのだぞ」

「生意気なイスラエル人にお仕置きしちゃうぞ!」
で、実際に労働が2倍近く増えた。
しかし、2倍近いノルマを、イスラエル人はこなせませんでした。

「だって煉瓦の材料をくれないのに、くれていた時と同じ量なんか作れないもん!」

「そなたたちは怠け者なのであるっ! 働くのであるっ!」

「モーセとアロンにバチが当たりますように…」
バチ当たりなイスラエル人である。
モーセおじいはゴッドファーザーに泣きつきました。

「別に助け出さないわけじゃないぞ。今に分かる」
旧約も新約もゴッドファーザーはのんびり。
「なんたって私はゴッドファーザーだからね!」
聖書中では色々いってるが端的に言うとこんな感じ
モーセおじいは喜んで報告に行きましたが…。

シカトこかれました。

その後も何度もアロンおじいとモーセおじいは謁見に行きました。

ある時ゴッドファーザーが、モーセおじいに印を行うようにいいました。
しるし、とは奇跡のこと。
モーセおじいが言われたとおりにすると…。

きしゃー!!!
突っ込んじゃいけない。
そこでファラオお抱えの魔術師も同じことをすると…

きしゃー!!!
催眠術と言う説がある。
でもおじいの杖が食い意地が張っていたので喰われました。
突っ込んじゃいけない。
ファラオは認めてくれません。

次に川に行って杖をかざすと…。

ブラッディー!!!
赤潮だという説も。
そこで魔術師も同じようにしました。
見栄で赤潮発生させて庶民の暮らしを脅かす魔術師。
魔術師が同じ事が出来たので、ファラオは許してくれませんでした。
何をしても多分許してくれない。
そこでアロンおじいが川に行くと…。

けろけろけろけろけろけろけろけろけろけろ
凄まじい量のカエルがエジプト中に溢れ、足の踏み場もなかった位だそうな。
そこで魔術師も川に行き…。

げろげろげ〜。

というわけで、ファラオはやっぱり認めてくれませんでした。
一番の被害者は国民。
次にアロンおじい達は地面の土ぼこりを叩きました。

するとたちまち、土ぼこりは蚋になりました。
蚋と書いてぶよ。
魔術師達は出来なかったので、ファラオに泣きつきました。

「これは神の指です!」
イミフとか言っちゃだめ。
しかしファラオは認めてくれませんでした。

「もういいぞよ。国内で生贄をささげよ」

嫌ッスよ。エジプト人の嫌いなものを生贄にするんですから」
噛み砕かなくても十分喧嘩売ってると思う。
「じゃ、駄目よのお」「いいんですか?」

ファラオが拒んだので、エジプト人の家畜が死にました。
動物愛護団体の苦情は受け付けません。
それでもファラオは認めて(ry

そこでおじい達はかまどの煤を集めて―――。

花咲爺さんになりました。

すると膿のでる腫れものが人畜に現れました。
国民の迷惑? そんなもの眼中にありませんが。
それでもファラオは(ry

そこでゴッドファーザーはエジプト中に建国以来初の大災害を起こしました。
一応予告されてたので助かった人はいたらしい(そういう問題じゃない)
許すから許してくれ
突っ込みは無しの方向で。
ファラオがそう言ったので、お天気になりました。

でもファラオは低気圧になりました。
だって奴隷だもの。財産だもの。便利だもの。
しょうがないので今度は蝗が来ました。
虫の皇子イナゴ。
大群でやってきて、木の実やら草木やら緑色を喰い尽しました。

「許すからもう一度許してくれ」

モーセおじいが祈ると、蝗はいなくなりました。

するとまたファラオは強情になってしまいました。
学習しないファラオ。諦めの悪いゴッドファーザー。
すると今度はエジプト人だけが真っ暗になりました。
眼を潰された訳ではないらしい。
それでもファラオは強情でした。

ゴッドファーザーはモーセおじい達とイスラエル人に言いました。

「最期の災いをするから、色々おまじないをしなさい」